不妊治療・日帰り手術
不妊治療・日帰り手術

一般的には、避妊をせずに1年間以上妊娠しない状態を「不妊症」と定義します。しかし、晩婚化・少子化の進む現代では、将来妊娠を検討している方は、1日でも早く妊娠を意識した行動を起こしていただきたいです。
『不妊』というとネガティブな言葉ですが、事前に取り組んでおくことで現状を把握したり、不妊の原因を取り除くことや、前もってより妊娠しやすい身体を準備することができるポジティブな取り組みだと思ってください。
今までは不妊症というと女性側の問題と捉えられてきましたが、実際には男性側に原因があるケースも多く、両者が協力して検査をすることが大切です。当院ではカップルの検査に対応が可能ですのでカップルが別々のクリニックに通う必要はありません。
妊娠の成立には女性の年齢の影響も大きく関わるため、早めの相談や検査が重要とされています。まずは安心して気軽に相談に来てください。
妊娠というゴールに向かって、身体的な治療と並行して、精神的なサポートやパートナーとの協力も非常に大切になります。
当院では人工授精(IUI)まで対応いたします。妊娠しやすい身体づくりのために栄養指導や不妊漢方治療などでも対応します。体外受精が必要な方は適切な施設にご紹介いたします。
不妊の原因はさまざまですが、大きく分けて以下のような要因があります。
排卵障害、卵管因子、子宮の異常(子宮筋腫、内膜症、奇形)、内分泌異常(甲状腺疾患・糖尿病など)、加齢や内膜症などによる卵子の減少・質の低下など。
精子の数が少ない、運動率が低い、奇形精子が多いなど
お互いに軽度の問題を抱えている場合、複合的に妊娠しにくくなることがあります。
すべての検査で問題が見つからない場合もあります。
不妊の原因は1つに限らず、いくつかの要素が重なっているケースも少なくありません。
上記のような症状や経過がある方は、一度婦人科での相談をおすすめします。
不妊の原因を明らかにするためには、まずはカップルそれぞれの健康状態や生活背景を丁寧に問診し、そのうえで基本的な検査から始まります。
不妊治療は、年齢、身体的な状態、治療への希望、経済的な事情などを考慮しながら段階的に進めていきます。治療法にはさまざまな選択肢があり、それぞれの状況に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。また、不妊治療は精神的なストレスを伴うことがあるため、必要に応じてカウンセリングの活用やパートナーとの話し合いも大切にしましょう。
不妊治療は「妊娠できる可能性を高める医療」です。決して「すぐに結果がでる」治療ではないため、焦らず、ご自身およびカップルのペースで取り組んでいくことが大切です。
当院では、丁寧な問診と検査をもとに、それぞれのカップルに最も合った治療法を提案しています。不妊治療は年齢の影響を受けやすいため、「少し気になる」「一歩踏み出そうか迷っている」と感じた時点で、できるだけ早めのご相談をおすすめします。
妊娠という目標に向かって歩むお二人を、私たちが医療面・心理面の両方からサポートいたします。
当院では、女性特有の疾患に対してさまざまな検査や治療を行っています。入院の必要がない「日帰り手術」にも対応しています。身体への負担が少なく、回復も早いため、忙しい方や育児・介護などで長期入院が難しい方にも適した方法です。
子宮頸部ポリープ切除術、子宮内膜ポリープ切除術、卵管鏡下卵管形成術、バルトリン腺膿瘍切開術、流産手術、人工妊娠中絶手術などがあります。
子宮頸部ポリープ
―子宮頚管ポリープ切除術
子宮頚管ポリープは、子宮の入口にできる良性のできものです。出血やおりものの原因になることがあります。
切除術は外来で短時間に行える安全な処置で、痛みも少なく安心して受けられます。
子宮内膜ポリープ
―子宮鏡下内膜ポリープ切除術
子宮内にできる良性腫瘍です。明確な原因は不明ですが、ホルモンバランスの乱れや乳がん治療薬の影響、加齢が影響すると考えられています。
子宮鏡という細いカメラを使い、子宮の内側にできたポリープを直接観察しながら摘出する手術です。処置時間は比較的短く、麻酔を併用することで痛みも最小限に抑えられます。ほとんどが良性の病変ですが、不正出血の原因や不妊との関連が疑われる場合、また悪性の可能性を否定できない場合には、積極的に切除を行うことが推奨されます。
卵管の異常
―卵管鏡下卵管形成術
妊娠を希望する方で、子宮卵管造影検査にて卵管の閉塞や狭窄を指摘された方の自然妊娠を目指すための治療法です。卵管鏡下卵管形成術は、細い内視鏡で卵管の詰まりを直接確認し、バルーンで内側から広げて通りを改善するカテーテル治療です。
手術後は、自然妊娠率が向上します。
バルトリン腺膿瘍
―バルトリン腺膿瘍切除術
外陰部にあるバルトリン腺の出口が詰まることで嚢胞化し、さらに細菌感染が加わることで膿瘍を形成します。性交渉や衛生状態の影響が関与することもあります。
感染によって腫れたバルトリン腺を、局所麻酔下で切開し、内部にたまった膿を排出する処置です。日帰りでの手術対応が可能です。術後は必要に応じて抗生剤を併用し、炎症の拡大を防ぎます。
流産
-流産手術(MVA法)
流産は妊娠の途中で赤ちゃんの成長が止まってしまうことです。流産手術は、子宮内に残った組織を安全に取り除く処置で、麻酔を使用することで痛みを感じることなく短時間で終わる日帰り手術です。当院ではMVA(手動式真空吸引法)を用いて安全に処置を行います。子宮内膜へのダメージが少なく、術後の回復が早いのが特長です。
流産は女性にとって非常にショックの大きな出来事です。私たちは安心して手術に臨めるようカウンセリングやアフターケアも丁寧に行い、次の妊娠や生活への不安にも配慮しています。
不安な点や詳細はいつでもご相談ください。プライバシーには十分配慮いたします。
人工妊娠中絶
様々な事情で妊娠継続が困難な場合に医師の判断と本人およびパートナーの同意のもと行われる処置です。手術の方法や内容は流産手術に準じます。
私たちは安心して手術に臨めるようカウンセリングやアフターケアも丁寧に行い、次の妊娠や生活への不安にも配慮しています。
不安な点や詳細はいつでもご相談ください。プライバシーには十分配慮いたします。
婦人科で行う日帰り手術は、忙しい日常の中でも身体への負担を最小限に抑えながら必要な医療を受けられる選択肢です。どの手術も医師の適切な診断と丁寧な説明のもと、安全に行います。
日帰り手術が適応となるかどうかは診察の上で判断されます。
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